自費出版は、自分の作品を本にして出版してくれるサービスをいいますが、ただ本を作ることが目的、という人は少ないと思います。やはりより多くの人に本を手に取ったもらい、購入して欲しい。また、作家として活動していくための手がかりにしたいと考えているひとが多いのではないでしょうか。
より多くの人に作品を手にとってもらうためには、それだけ魅力的な本を作る必要があります。また、作品についての意見をいただき、これからの執筆活動の参考にしたいという思いもあるでしょう。自費出版する際には、基本のプランがあった上でオプションのサービスがあり、こうした魅力的な本を作るために、オプションを利用するのもひとつの方法です。ここでは、自費で出版をする際のオプションサービスについて解説しています。

より魅力的な本を作るためのオプション

自費での出版において、基本プランのみで本を作る場合は校正も自分で行わなければなりません。誤字や脱字も自分でひとつひとつ確認するのですが、自分1人での確認だと見落としが出てしまうこともあると思います。校正サービスを利用することで、出版社の校正担当に作品を確認してもらい、誤字や脱字、表現においてのアドバイスをいただけますので、まったくの自分1人で本を出す場合は利用するとよいでしょう。
ほかには、本の中にイラストを入れるオプションもあります。作品によっては活字だけよりも、イラストがあったほうが読みやすく、より魅力的に感じるものもあると思いますので、必要に応じて利用してください。
あとは、しおりを挟むサービスや、作品に音声を加えたいときにCDを作成して付けることができるオプションもあります。小説にはあまり必要ないかもしれませんが、ハウツー本などを出版する際には役立ちそうですね。

作品に関する情報を収集するためのオプション

自分が心を込めて出版した本について、感想が欲しいというときに「アンケートはがき」を挟み込むと、読者によってアンケートに回答してくれる場合があります。これは自分が今後作家として活動していく上でとても貴重な資料となりますので、ぜひ利用するとよいサービスです。
そのほか、本を出版するにあたり、いろいろな場所に告知をしたいというときには、出版のチラシやポスターを作成してくれるオプションもあります。素晴らしい本を作ることを大前提として、今後よりよい作品を作るための情報収集や、本をたくさん宣伝することも非常に大切になりますので、こちらのオプションもぜひ検討してみましょう。